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リゾートマンションとは？

リゾートマンションとは、リゾート地に建てられたマンションのことです。多くは海辺や山、温泉地にあり、別荘として休日に利用されています。リゾート地でテレワークする「ワーケーション」や、セカンドハウスに興味のある人には特に魅力的な選択肢です。

今回は、リゾートマンションの購入を検討している方に向けて、そのメリットや注意点、物件選びのポイントについてお伝えします。

なお、「長谷工の住まい」はリゾート・別荘向けの新築分譲マンション・新築分譲戸建ても取り扱っている住まい検索サイトです。こちらもぜひご活用ください。

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リゾートマンションのメリット

一戸建ての別荘や通常の分譲マンションと比較すると、リゾートマンションには次のようなメリットがあります。

・一戸建ての別荘より管理しやすい
・一戸建ての別荘より価格が安い
・共用施設が充実している

1つずつ見ていきましょう。

一戸建ての別荘より管理しやすい
リゾートマンションは、一戸建ての別荘より管理の手間が少ないのがメリットです。一戸建ての別荘の場合は、敷地を含めた屋内外を自身で管理する必要があります。一方、リゾートマンションではエントランスや廊下といった共用部分の管理が不要で、専有部分の室内やバルコニーなど限られた箇所のみの管理で済みます。

共用施設が充実している
多くのリゾートマンションには、滞在中の時間を充実させてくれる共用施設が併設されています。たとえば、テニスコートやスポーツジム、プール、サウナ、温泉や食堂などです。一戸建ての別荘にこれらの設備を設置するには高額な費用がかかりますが、リゾートマンションでは初めから利用できます。

贅沢な景観と静かな時間を楽しめる
リゾートマンションで得られる贅沢な景観や静かな時間は、都市部の一般的な分譲マンションにはない魅力です。

リゾートマンションはリゾート地に建っているため、その周辺は自然が豊かです。海辺であれば、全室オーシャンビューや、バルコニーからの素晴らしい眺望が期待できます。また、山間部のリゾートマンションであれば緑に囲まれた静かな時間を満喫したり、広大なひまわり畑や紅葉のような季節の風景を楽しめたりするでしょう。

リゾートマンションの注意点

リゾートマンションには多彩なメリットがある一方、注意すべき点もあります。物件購入前に知っておきたいポイントは、次の通りです。

・管理費・修繕積立金がかかる
・管理が行き届いていないことがある
・管理規約がある
・税金・諸費用がかかる

管理費・修繕積立金がかかる
リゾートマンションは一般的な分譲マンションと比較して、管理費や修繕積立金が高い傾向にあります。その理由は上でも述べた通り、リゾートマンションには通常のマンションとは異なる共用施設が付いている場合が多く、これらの管理に多額の費用がかかるためです。また、非居住者が多人数で共有しているため、所有者の意識が薄れがちになり、管理費や修繕積立金の滞納者が多いことも一因です。

管理費や修繕積立金は毎月請求されるため、購入後の負担は無視できません。物件を検討する際には、管理費や修繕積立金はいくらかかるのか、そして滞納者がいないかを確認しておきましょう。前の所有者が管理費および修繕積立金などを滞納していると、法的な支払い責任が新しい所有者に引き継がれてしまうので、注意が必要です。

管理が行き届いていないことがある
リゾートマンションのなかには、建物全体に必要な修繕が行き届かずに老朽化が進行している物件もあり、主な理由は、修繕積立金の滞納者が多いことによる資金不足です。また、共有者が多過ぎて意思決定が上手くいかず、適切な大規模修繕が実施できないことも理由として挙げられます。

管理規約がある
集合住宅であるリゾートマンションには、一戸建ての別荘にはない管理規約があります。そのため、利用時には制限を感じることがあるかもしれません。

たとえば一戸建ての別荘なら、ペットを連れて来るのも、庭でのバーベキューも個人の自由です。一方リゾートマンションでは、ペットの種類や数に決まりがあることが多く、庭も共用部分にあたるため、利用は規約の範囲内に限られます。

ただし、ペットに関する規約については、一般的な分譲マンションより緩い傾向があり、ペットとリゾートライフを楽しめる物件もあります。リゾートマンションでの過ごし方にこだわりがある場合は、それができるかどうかを事前に確認してみるとよいでしょう。

税金・諸費用がかかる
リゾートマンションを購入すると、不動産取得に伴う不動産取得税や登録免許税、保有に伴う固定資産税を納税しなければなりません。ほかにも、住宅の売買契約書の印紙代や登記に伴い司法書士へ支払う手数料、エリアによっては都市計画税がかかる場合もあります。

物件価格だけを見て「安い」と購入を決めてしまう前に、こういった出費も考慮したうえで検討するようにしましょう。

納得のいくリゾートマンション購入のポイント

ここでは、「買ってよかった」と感じられるリゾートマンションに出会うための、重要な検討ポイントを紹介します。

管理状態は良好か
気に入った物件を見つけたら、必ず現地まで見学に行き、物件の管理状態を確認しましょう。共用部分や建物全体の老朽化が進んでいるにもかかわらず修繕されていない物件は、管理が行き届いていないと考えられます。特に築40年以上たっているのにエレベーターが初期のままの場合は、管理組合での大規模修繕に合意が取れていない可能性があります。

内覧時には、修繕積立金の積み立てが適切か、そして修繕計画の有無もチェックしましょう。

利便性はよいか
リゾートマンション選びでは、建物自体だけでなく立地環境も重要です。多くのリゾート地は短期滞在を前提としており、生活必需施設が近くにない物件もあります。そのため、立地によっては滞在中に不便を感じることがあるかもしれません。

リゾートマンションの購入を検討する際は、インターチェンジからの距離や駅からの移動手段、周辺施設を含めた環境についての情報も集めるようにしましょう。加えて、内覧時には住民用の駐車場の有無もチェックしておくと安心です。

自分に合った移動時間内の物件を探す
自宅から遠方にある物件を購入すると、移動の手間がかかるため、利用頻度が減少することがあります。購入前には、検討中の物件と自宅を何度か行き来してみて距離感を確かめるとよいでしょう。また、シーズンや曜日によっても道路の渋滞状況と所要時間が変わってくるため、利用することが多い状況で確かめるのがポイントです。

月々の支払いと税金を確認する
物件にかかる費用は、物件価格だけでなく月々の支払いと税金も含まれます。購入してから負担に困ることのないよう、月々の支払いと税金については事前に確認することが大切です。

リゾートマンションの探し方

リゾートマンションの探し方は、主に以下の3つがあります。

・不動産ポータルサイトで調べる
・チラシや広告、ホームページをチェックする
・不動産会社に相談する

なお、「長谷工の住まい」は、新築分譲マンション・新築一戸建てを専門とする検索サイトです。地域別・特徴別に物件を調べることができ、「リゾート地・別荘」に絞った検索ができます。気になる物件があればそのまま公式サイトに移動可能ですので、各地域のよさを生かした安全・安心の物件の数々を、ぜひチェックしてみてください。

●リゾート・別荘に関する物件はこちら

リゾートマンションは永住できる？

リゾート地には、永住（定住）可能なマンションもあります。近年は働き方が多様化したことで、若い世代がリゾートオフィス感覚で購入するケースも増えています。

永住するメリット
風光明媚で閑静なリゾート地は、穏やかに過ごしたい人にぴったりの環境といえるでしょう。そのほかにもリゾート地のマンションに永住するメリットは次のようなものが挙げられます。

メリット	ポイント
一戸建てと比較して管理負担を減らせる	高齢になると負担になりやすい作業も管理会社に任せられる
初期費用を抑えられる物件もある	リゾート地のマンションは郊外にあるため低価格な物件が多い
シニア向けサービス付き物件もある	昨今では医療・介護サービスを備えたシニア向けのリゾート地のマンションも建設されている

入居条件は物件ごとに異なるため、資料や内覧で確認するようにしましょう。

永住を検討する際のポイント
永住を目的とする場合、ランニングコストや住環境が生活に適しているかを検討しましょう。たとえばリゾート地では、スーパー、病院、郵便局など生活に必要な施設が遠い場合があります。車の運転がしにくくなることも考慮し、物件から生活施設までの移動が楽にできるかどうかを確認するほか、経済的な合理性も考えたうえで決断しましょう。

よくある質問

リゾートマンションに関する、よくある質問を紹介します。

・固定資産税はどうなる？
・格安で売られている物件があるのはなぜ？

固定資産税はどうなる？
リゾートマンションを購入した場合、不動産取得税や固定資産税といった税金を支払わなければなりません。ただし、セカンドハウスとしてリゾートマンションを購入する場合、物件の条件によっては不動産取得税や固定資産税の軽減措置が適用されます。詳細は以下の記事を参考にしてください。

●固定資産税の軽減措置についてはこちら

●不動産取得税についてはこちら

格安で売られている物件があるのはなぜ？
リゾートマンションのなかには100万円以下で売り出されている物件もあり、一般的な分譲マンションが数千万円はすることを考えると、「格安」といえます。バブル期に大量供給されたこれらの格安物件は、バブル崩壊後に需要が急減しました。さらに現在では、管理状態の悪化や所有者が多いために建て替えが困難であることから、資産価値が下落しているのです。

自分のライフスタイルに合った物件を選ぼう！

リゾートマンションを選ぶ前に必要なのは、リゾートマンションの購入目的を明確にすることです。購入目的を明確にすれば、自ずと物件の選択肢が絞られてきます。どこで、誰と、何をして過ごしたいか、リゾートマンションのある生活を具体的にイメージしてみましょう。

たとえば、夏のビーチでの海水浴やマリンスポーツを楽しみたいのなら、沖縄をはじめとする臨海エリアのリゾートマンション。ウインタースポーツや高原の暮らしが目的なら、那須や軽井沢、新潟の苗場、越後湯沢、御殿場などもよいでしょう。温泉を楽しみたいなら、草津や箱根、熱海、湯河原、伊豆、和歌山などの温泉地のリゾートマンションがおすすめです。ほかにも北海道や、京都を含む関西エリア、淡路島などの観光地にもリゾートマンションがありますよ。

また、利用する頻度についても明確なイメージを持つようにしましょう。年に数回利用する程度なのか、頻繁に利用するのか、あるいは永住するのかによって、希望のエリアや設備が変わってきます。

そのうえで、毎月の固定費や将来の資産価値も考慮すれば、きっと満足のいくリゾートマンションに出会えるはずですよ。以下の物件検索サイトもぜひご活用ください！

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