- ワンルーム
- 1K~1DK
- 1LDK、1LDK以上
一人暮らしの間取りおすすめ3選!理想のレイアウトやポイントも紹介
コンパクトなワンルームから広々とした1LDKまで、一人暮らしに適した間取りは人によってさまざまです。自分が部屋に求める条件、優先するべき条件を一度整理してみましょう。そこで今回は、以下の間取りを取り上げ、それぞれに適している人や条件を併せて紹介します。
一人暮らしにおすすめの間取り3選
せっかく一人暮らしを始めるのであれば、予算と相談しながら納得のいく部屋を見つけたいですよね。マンションの部屋には、ワンルームや1LDKなどさまざまな間取りがありますが、どのタイプが適しているかは大学生や社会人、女性、シニア層など、住む人や希望条件によって異なります。
一人暮らしの学生の間取りならワンルーム
ワンルーム(1R)は家賃を抑えられるため、一人暮らしを始める学生や新社会人に人気です。間取りのなかで最もシンプルな構造のワンルームは、玄関を開けた先にすぐ部屋があり、キッチンと居室が一緒になっているのが特徴です。ほかの間取りの部屋と比べるとコンパクトな造りであるため、家賃相場が安く、経済的な負担を最小限に抑えられます。そのため、学生だけでなく、就職のタイミングで一人暮らしを始める社会人(新社会人)にも向いている間取りといえるでしょう。
また、家具や荷物を最小限にしてシンプルに暮らしたい方や、ミニマリストの方にも最適です。
[ ワンルームがおすすめの方 ]
- 学生
- 家賃を抑えたい方
- 最低限の生活スペースでシンプルに暮らしたい方
社会人におすすめの間取り:1K~1DK
定収入がある社会人の方におすすめの間取りが、1Kや1DKです。ワンルームとの違いは、居室とキッチンスペースが分けられている点です。1Kの場合、居室面積が同じワンルームと比較すると、キッチンが居室の外にある分、専有面積が広いということになります。1DKの場合は、キッチンにダイニングスペースが付いているのが、1Kとの違いです。
また、1Kや1DKの場合、ワンルームとは違ってキッチンと居室との間に仕切りがあります。そのため、居室に料理の匂いがこもったり、衣服やカーテンに匂い移りしたりする心配が少ない点は、自炊派の方にとってメリットといえるでしょう。
また、1Kや1DKは、玄関のそばにキッチン、その奥に居室がある造りの部屋が多くあります。そのため、玄関から入ってすぐに居室が見えることがなく、宅配といった訪問の際もプライベートが守られ安心です。セキュリティ面でのメリットを重視したい場合も、1K以上の間取りがおすすめです。ただ、ワンルームと比較すると家賃が若干高くなるので、収入が安定している方に向いている間取りといえます。
[1K~1DKがおすすめの方]
- 家賃を抑えたい方
- 収入が安定している方
- キッチンやダイニングスペースと居室を分けたい方
- 社会人
女性の一人暮らしにおすすめの間取り:1LDK以上
洋服や雑貨、生活用品などを多く持っていてスペースに余裕が欲しい方には、1LDKや2DKなどの比較的広い間取りがおすすめです。これらは、DK(ダイニング・キッチン)に加えて、リビングや居室が別に用意されている間取りを指します。
LDK以外の居室は寝室として利用したり、趣味や仕事の部屋として利用したりするのもよいでしょう。また、1LDK以上の間取りがあるマンションでは、オートロックや防犯カメラなどのセキュリティ機能が備わっている物件が多いため、女性の一人暮らしには特に安心です。
1LDK以上の間取りは、ほかと比べると家賃が高めになりますが、部屋を広々と使うことができます。家具を多く配置しても余裕があり、一人暮らしでは不自由なく過ごせる理想の間取りといえそうです。ものが多い40代、50代の単身の方にも適している間取りです。
このような1LDKの間取りの場合は、賃貸物件だけでなく分譲マンションとして売り出されていることも多いため、物件を購入し、賃貸で家賃を毎月払う代わりに、住宅ローンを返済していくシングル世帯も多いようです。1LDK以上の広さがあれば、パートナーができた際にも二人暮らしの間取りとして、一緒に生活できるくらいのスペースは確保できるでしょう。
[1LDK以上がおすすめの方]
- 女性
- 経済的に余裕がある方
- 来客が多い方
- 荷物が多い方
- 趣味のスペースが欲しい方
- セキュリティ面を重視したい方
一人暮らしの間取りにおすすめ!おしゃれなレイアウトを紹介
一人暮らしの空間をより快適にするポイントは、インテリアを工夫することです。特に家具のレイアウト(配置)を考慮すると、広く使いやすい部屋になります。ここでは、おすすめのレイアウト例を紹介します。
ワンルームのレイアウトのポイント
ワンルームの部屋は狭くなりがちですが、レイアウトを工夫すれば快適に暮らせます。家具を左右に分けて置き、中央に動線を作る平行レイアウト、コーナーに配置するL字レイアウト、奥にベッド、左右にそのほかの家具を置くコの字レイアウトなど、さまざまなレイアウトパターンがあります。レイアウトのポイントは、通り道となる場所に家具を置かないことです。洗濯物を干す、料理を運ぶといった生活動線を考えたうえで、使いやすい配置を検討しましょう。
省スペース!2WAY家具のレイアウト
6畳ほどのワンルームでは、希望の家具を置ききれないこともあります。その場合は、ソファベッドや収納付きベッド、ドレッサーと兼用のデスクなど、2WAYで使える家具でスペースを有効活用するのもおすすめです。置きたい家具には優先順位を付けて、空間に余裕を持たせることを意識しましょう。また、「部屋の雰囲気を変えるために家具や雑貨を増やしたいけど、部屋のスペースがない」という方は、間接照明を使うだけでも、雰囲気を変えることができますよ。
学生が使いやすいレイアウト
学生の一人暮らしの場合、学生生活に欠かせない勉強机は壁付けすると部屋を広く使えます。あるいは、思い切って勉強机を部屋の中央に配置するのもおすすめです。ワンルームや1Kの場合、勉強机で部屋を区切れば異なる空間が生まれるため、勉強時間にメリハリが付きやすいでしょう。
部屋を広く見せるコツ
たとえば、低めの家具で統一するロースタイルのインテリアを意識すると、視界に抜け感が出て空間が広く感じられます。
ロースタイルのインテリアを作る場合、ベッドやソファ、椅子の背もたれなど、家具の高さは60cm以下を目安にそろえることが推奨されています。座ったときの目線が低くなり、床に近い生活空間を作ることで、ゆったりとくつろげるスペースになるでしょう。
また、収納家具を選ぶ際は、背板のないオープンシェルフを用いると視線が抜けて、開放感が生まれます。観葉植物やオブジェを置いて、見せる収納として使えば、おしゃれな空間を作れるでしょう。圧迫感が少ないので部屋の仕切り家具としてもおすすめです。収納する・飾る・仕切るという3つの役割を1つの家具が担い、限られたスペースを有効活用できるでしょう。
さらに、部屋を広く見せるには色選びも大切なポイントです。なるべく明るめ、淡めの色を選ぶと圧迫感が抑えられます。特に部屋のなかで広い面積を占めるカーテンは、壁の色に近い色や淡い色を選ぶと部屋が広く感じられるでしょう。
一人暮らしの間取りを選ぶときの注意点
一人暮らしの間取りを探す際は、ネット上の情報や画像だけで物件を決めないように注意しましょう。同じ間取りでも部屋の形が変わるだけで広さの感じ方も異なります。間取りを見ただけですぐに引越しを決めず、実際に内見や、モデルルーム見学をしましょう。そのときはメジャーを持参し、特に大きな家具であるベッドや机がどのように配置できるか、使いにくいデッドスペースが生まれないかを確認することが大切です。
また、最近ではVRで、モデルルームや賃貸物件などの間取りを見られるサイトも増えています。平面の画像よりも奥行きがあって分かりやすいので、興味のある方は、実際に試してみてはいかがでしょうか?
また、人によって住む場所に求めるものはさまざまです。「進学先や職場に近い場所がよい」「駅近の物件がよい」「部屋を広々と使いたい」「とにかく家賃を抑えたい」など、まずは自分が物件に求める条件を整理してみましょう。
自分の求める条件がよく分からないという方は、まずは自分の住みたいエリアから物件を複数見比べてみましょう。そして、どの部屋がよいと思うか、その理由はなぜかを確かめてみるのがおすすめです。
最適な間取りを見つけて理想の一人暮らしをしよう
ここまで、一人暮らしにおすすめの間取りや、レイアウト例について紹介してきました。ワンルーム、1K〜1DK、1LDK以上のどれが最適なのかは、人それぞれ異なります。まずは自分の理想の暮らし方や、部屋に求める条件を整理しましょう。理想として思い描く生活が、どの間取りなら実現可能かを考えてみてくださいね。
「一人暮らしの住まいを購入したいけれど、なんとなく不安」という方は、プロに相談してみましょう。長谷工アーベストでは、一人暮らしに最適なコンパクトマンションを多数取り扱っています。長谷工の住まいアドバイザーが、一人ひとり丁寧にヒアリングし、理想の住まいを見つけられるようお手伝いします。モデルルームへの来場からお引渡しまでのポイントもご説明しますので、ぜひお気軽にご相談くださいね。