収納ガイド
コート収納にはカバーを使って来シーズンもきれいに!
昨年のことですが、クリーニングから戻ってきたままクローゼットにたたんで収納していたコートを出してみたら…シワだらけ、イヤな匂いもしてすぐに着られませんでした。今年はきちんとコートを収納したいと思っているのですが、どのような収納方法がありますか?

コートの収納は、コート収納カバーを使うとよいでしょう。素材もデザインも豊富なので、コートの形や種類、用途によって選び、きちんと収納すれば来シーズンもきれいに着られますよ。
情報提供:整理収納アドバイザー 大熊 千賀
目次
虫やホコリ、生活臭から守るコート収納カバー
洋服収納時、衣類カバーを利用するという人も多いでしょう。季節外のコートを収納するときにも、カバーをかけて収納することをおすすめします。虫やホコリを防いでくれるほか、生活臭からも守ってくれます。また、衣類同士の摩擦による生地の傷みや毛玉の防止にもなりますよ。
皮やウール、ファー付きのコートなどはシワになりやすく、型崩れのおそれもあります。たたむよりもハンガーに吊るして保管するほうがよいですね。それでは、どのようなコート収納カバーがあるのか見ていきましょう!

ビニールカバーではなく、収納カバーで保管する!
クリーニングから戻ってきたビニールカバーのままの保管はNG!カビの発生や、乾燥不足による匂いの原因になります。
コート収納カバーと一言でいっても、簡易的な不織布製のモノから、厚みのある布製のモノまで素材もデザインもさまざま。どのように選ぶとよいのでしょうか?
●クリーニング後の服の収納に関する記事はこちら

クリーニングから返ってきた衣類についているビニール袋やハンガーの扱い、しまう際に確認しておいた方がよいことなどについて紹介しています。
コートの形・種類、用途によって選ぶ!
●ロングコート用カバー

ロングコート用の収納カバーなら、丈の長いコートもすっぽりと入ります。そのままハンガーラックに掛ければ、シワ防止にも。
●ダウンコート用カバー

中綿が入っているダウンコートは、通常カバーよりも横幅が広く厚みもあるダウンコート用カバーでゆったり収納がおすすめ。
●マチ付きカバー

カシミヤや毛皮のコートなどの厚みがあるコートにぴったり。通気性もよくなり、よい状態でコートを保管できます。また、薄手のコートなら複数枚まとめて収納することもできますね。
お気に入りのコートを来シーズンもきれいに着るために!

コート収納カバーにも、炭入り消臭加工・防虫加工されたモノや、カバー内側に防虫剤用のポケット付きのモノも。また、出し入れや保管中のチェックに便利な、中身が見える透明窓付きのモノ、ハンガーラックに掛けたままコートの出し入れが可能な前開きやサイドファスナーのモノなど、デザインもいろいろありますよ。
コート収納カバーできちんと保管して、来シーズンもきれいに、気持ちよく着たいものですね!
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かさばるコートをキレイかつ上手に保存する方法とは?コートを収納する際の注意事項や、オフシーズンの保存方法をご紹介!

情報提供:整理収納アドバイザー 大熊 千賀
整理収納アカデミアマスター、整理収納アドバイザー1、2級認定講師、ルームスタイリスト・プロ、住宅収納スペシャリスト認定講師。「笑顔のある暮らし」の実現を目指した、ライフスタイルに合わせた整理・収納法を提案している。暮らしStyle代表、三児の母。
HP:http://kurashi-style.net/