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Question

駅徒歩10分は近い?距離にすると何km?

駅まで徒歩10分の距離とは、およそ何kmくらいを目安に考えたらよいのでしょうか?また、駅に近い物件のメリットや注意点も教えてください。

Answer

不動産広告の基準では「駅まで徒歩〇分」の表記は、1分=80mで換算されています。当然、駅に近い物件には利便性でのメリットは大きいですが、その分、家賃の相場が上がるなどの注意点もあります。

情報提供:マンション暮らしガイド編集部

目次

徒歩10分の距離とは?

不動産広告で表示されている「徒歩〇分」って、信じてもよいの?と不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。この表記は、各広告で個別に提示しているのではなく、定められた目安の基準に則って算出されています。このような知識を理解していると物件選びの際に役立ちますよ。

徒歩通勤
※イメージ写真

徒歩10分は約0.8km
不動産広告の基準では、「駅まで徒歩」の記載は、1分=80mとして定められています。これは、健康な女性がハイヒールを履いて歩いたときにかかる平均的な速度から算出されているといわれています。当然、子どもやお年寄りが同じ距離を歩いた場合は、10分が15分になったり、逆に体力のある人は5分しかかからないなど、個人差があることを想定しておきましょう。

また、ここでいう距離は、地図で示された直線距離のことではなく、最短距離の道路に沿って計測された数値を指しています。最短の移動距離から割り出された所要時間が表示されているので、ある程度目安にしてよい数値といえます。

ただし、徒歩分数には、信号待ちなどにかかる時間は含まれておらず、物件の出入り口から目的地までの距離で算出されているため、改札までの距離が遠い場合や、信号や踏切、坂道などが多い地域では注意が必要になります。

※出典:不動産の表示に関する公正競争規約,不動産公正取引連合会
https://www.rftc.jp/webkanri/kanri/wp-content/uploads/2018/08/20220901_kiyakushuu.pdf

自転車やタクシーだと何分かかる?
徒歩10分に対する「近い」「遠い」の印象は人によって違います。遠いと感じる人は、自転車や車などでの移動を考えてみるのもよいかもしれません。では、徒歩10分の距離を自転車や車で移動した場合は、どのくらいで到着するのでしょうか?

自転車の速度には、不動産の表示について法律的な基準はありません。そこで自転車で出せる一般的なスピード(1分間に200~250m)から換算すると800(m)÷200で約4分くらいとなります。この数値は、自転車の種類やこぐ人の力、その道の交通量にもかかわってきますのであくまでも目安と捉えておきましょう。

自動車は、移動する道路の制限速度や交通量によって異なるのでさらに割り出しづらくなります。徒歩10分=0.8kmはタクシーでの移動ならワンメーター圏内というくらいにざっくりとしたイメージで把握しておく程度がよいかもしれませんね。

徒歩10分の物件の「メリット」と「注意点」

駅まで2,3分の物件のように近過ぎず、15分や20分の物件ほど遠過ぎない駅徒歩10分の物件は、条件面のバランスがよい住まいといえるかもしれません。駅徒歩15分や20分の物件と比べて具体的にどんなメリットがあるのか見ていきましょう。

駅徒歩10分の物件のメリット

・通勤や通学の時間が短縮できる
・生活必需品が手軽に揃う
・夜道の不安が少ない
・物件の価値が下がりづらい

駅徒歩15分、20分かかる物件と比べると、駅までの距離が近いため、徒歩で移動しやすく、通勤や通学に便利というのは最大のメリットでしょう。バスの利用などにより時間の縛りがないのも心強いですね。
また、駅の付近にはスーパーやドラッグストア、飲食店などが多く生活必需品が手軽に揃います。生活に便利という点でも魅力的です。

特に女性に嬉しいのは、駅周辺には街灯などが多く設置されている場合が多く、単純に歩く時間が少ないこともあり、夜に歩いて帰宅する際の不安が少ないということも挙げられます。
駅徒歩10分の物件では、比較的生活の利便性に優れていることから資産価値が下がりづらいともいえるかもしれませんね。

駅徒歩10分の物件の注意点

・駅まで遠い物件と比較して家賃や価格の相場が上がりやすい
・立地によっては人通りが多く静けさは期待しにくい

駅徒歩10分はメリットがある一方で、駅まで15分、20分かかる物件より家賃や価格が高くなりやすいです。
また、駅に近ければ人通りは多く、静かな住環境ではない可能性も考慮に入れておきましょう。
家の周辺の交通量が多く、子どもには特に注意が必要な道などがあったりする場合も考えられますので、事前に調べておくことも大切ですね。

ほかにも駅徒歩分数に着目している記事がありますので、こちらもチェックしてみてください。

●駅徒歩15分や20分に関する記事はこちら

徒歩15分ってどれくらいの距離?所要時間からみる居住のメリット

駅徒歩15分の物件についてご紹介します!

徒歩20分の距離ってどれくらい?

駅徒歩20分の物件についてご紹介します!

物件選びを検討する際のポイント

数値的な感覚は理解しても歩く速度は人それぞれ。また、実際に歩いてみると、坂道に手間取ったり、踏切に阻まれたりと、思わぬ障害があるかもしれません。物件を選ぶ際には、必ず自分の足で歩いて実際の所要時間を確認しましょう。併せて、物件を選ぶ手段としてサイトや内見でのチェックもおすすめします。それぞれのチェックのポイントをご紹介していきます。

歩く女性
※イメージ写真

歩いてチェック
●坂道が多くないか
起伏のない道を歩くのと、坂道を歩くのでは身体的な負担はかなり異なります。年齢的・身体的な問題がなくても、坂道を10分歩くのはかなりハードです。

●交通が不便ではないか(開かずの踏切、悪路など)
道幅が狭い箇所があって歩きづらいとか、開かずの踏切で長時間待たされるなどの障害がある場合もあります。特に踏切は、昼間は大丈夫でもラッシュアワーに頻繁に遮断機が降りることもあるので注意しましょう。

●夜道の治安
女性が特にチェックしたいことは夜道の治安です。夜歩く道に、街灯のない暗い場所がないか、人通りのない場所がないか、雰囲気のよくない場所がないかなど、しっかりとチェックしていきましょう。

物件サイトでチェック
物件サイトなどを利用して、駅徒歩10分の物件のイメージを把握していくのもおすすめです。物件サイトでは、お物件の情報のほかにも周辺環境などの情報も掲載されている場合がありますので、参考になります。また、地図アプリを利用して距離感を把握したり、周辺の情報を入手するのも効果的ですよ。

●物件サイトの見方に関する記事はこちら

新築マンションの物件サイトの見方とは?

物件サイトの見方について参考にしてください。

モデルルーム/内見でチェック
モデルルームや内見などを通して、新築物件や賃貸物件を事前にチェックすることができます。見学する際には、実際に物件の場所やその近くまで出向くことになりますので、物件の雰囲気を把握できるだけでなく、周辺環境なども分かるのでおすすめです。

●モデルルームや賃貸物件の内見についての記事はこちら

モデルルーム見学の疑問をすべて解決!流れや準備するべきことって?

モデルルーム見学について参考にしてください。

マンションの内見(内覧)ってどうやるの?方法と見るべきポイント

賃貸や分譲物件の内見について参考にしてください。

モデルルーム見学のチェックポイントと注意点

モデルルームを見学する際の、ポイントや注意点についてご紹介しています。

そのほか、駅徒歩10分の物件といっても、エリアによってその相場や周辺環境も異なります。物件選びの参考になる記事も多数用意していますのでご覧ください。

●東京都心まで1時間圏内のエリアに関する記事はこちら

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このように、駅まで徒歩10分の物件には、おすすめしたいメリットが沢山あります。物件サイトなどを利用するのはもちろん、自分で実際に歩いて確かめることによって、より後悔のない物件選びを実践してください。

情報提供:マンション暮らしガイド編集部

マンション暮らしガイドの編集部から、マンションの選び方や購入の流れなど、マンションに関する情報をお届けします。