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Question

神棚を安置する方角とは?正しい祀り方を解説

神社で御神札(ごしんさつ・「お札」のこと)をいただく機会があり、祀るために自宅へ神棚を安置することにしました。神棚はどの方角に安置すればよいですか?また、風水的な観点で、神棚を安置するときに注意すべきことがあれば教えてください。

Answer

神棚は基本的に南向き、もしくは東向きに安置するとよいです。ただし、祀った御神札が汚れやすくなってしまう場所はNGです。人が集まりやすく、日当たりや風通しのよいリビングが適しています。

情報提供:マンション暮らしガイド編集部

目次

神棚とは?

神棚とは、御神札(ごしんさつ・「お札」のこと)を祀る場所・御神札を入れるもののことです。また、棚の上にある神社の建物を模したものを「宮形(みやがた)」といいます。

仏壇は仏様やご先祖様を祀るのに対して、神棚は神道の神を祀るための場所であり、神棚を家に安置する理由はさまざまです。たとえば、家族の幸せを願うため、古くからの家の習慣や、神社からもらった御神札(お札)を祀るためなどの理由があります。

神棚には、御神札(お札)を納めるための扉が1つであるコンパクトな一社のものや扉が3つある三社造り、三社神棚と呼ばれるもの、扉が5つある五社のものなど種類があります。壁掛けを想定しているのか、台に安置することを想定しているのかによっても、準備は変わってくるでしょう。最近はホームセンターでも既製品が多く売られているため、用意する手段にも幅が広がり、神棚を安置するハードルは以前よりもずっと低くなってきています。

この記事では、神棚の安置を検討している方に向けて正しい安置場所についてご紹介します。

屋根違い五社神棚
※イメージ写真
神棚の方角・位置(祀る場所)はどこがよい?

神棚の置き方は、上から吊るす・壁に掛ける・台に置くなど多様化してきています。住まいに合った、お参りしやすい位置に安置するとよいでしょう。ただし、安置場所に配慮する必要があります。ここでは神棚の安置場所について、方角や風水的、あるいは信仰的角度から詳しく解説します。

和室
※イメージ写真

神棚を安置する正しい方角
神棚を祀る方角は、基本的に南向きもしくは東向きがよいと考えられています。しかし、マンションによっては立地や構造上、なかなかうまくスペースが取れず、安置が難しい場合もあります。このような場合は方角に強くこだわらず、神棚を安置するうえでのいくつかの基本的な部分を守るようにしましょう。次の「神棚の安置に向いている場所」や「神棚の安置に向かない場所」の内容を参考にしてください。

神棚を安置する方角
※イメージ写真

安置に向いている場所
神棚は「日常的に人が集まりやすい場所 = 神様が見守りやすい場所」に安置するのが基本です。さらに、太陽の光がよく差し込み、日当たりのよい場所や風通しのよい場所など、清潔な状態を保てる場所だとなおよいです。そのため、リビングが最も適した場所であるといえます。

リビングに置くスペースがない、もしくは抵抗があるという場合は、空いている部屋を安置場所に選ぶこともできます。場所が決まれば、新たに台を備え付けるなどして、神棚用のスペースを作るのもおすすめです。神棚を安置する台は、目線より上の高さに備え付けるようにしましょう。

神棚
※イメージ写真

実際に神棚を設置するうえでは、設置場所に配慮をする必要があります。風水的、あるいは信仰的にNGな場所をご紹介していきます。

神棚の安置に向かない場所
神棚にお供えするお札が汚れやすくなるような台所・洗面台やトイレといった水回りは失礼に当たってしまうため避けましょう。また、個人的な空間である寝室や、人の行き来がある玄関スペースは、神様が落ち着かないため、避けたほうがよいとされています。

神棚を置いてはいけない場所
※イメージ写真

マンションで神棚を安置する場合は、階上に住んでいる人を考慮します。階上の人が通らない場所に安置するのが理想ですが、難しい場合は風水的な対処法として、神棚を安置する場所の天井に「雲」あるいは「天」といった文字を書いた紙を貼ります。

マンションの神棚の位置
※イメージ写真

さらに、神棚を祀るという理由から、床に直接置くのもNGです。基本的に、神棚を見下ろすような位置には安置しないようにしましょう。

正月の風景 神棚と鏡餅
※イメージ写真
神棚の正しいお供え物や御神札(お札)の飾り方

一般的に、神棚には御神礼(お札)を飾り、神具をお供えします。お供えする神様のお食事は「神饌(しんせん)」と呼ばれ、米・塩・水が基本です。また、酒、榊(さかき)も挙げられます。米に関するものを神棚の近くになるように配置し、毎日交換するよう心がけましょう。

神社本庁によると、「御神札(お札)をまつる御神座の順位は、中央を最上位とし、次が向かって右、その次が向かって左」が適切といわれています。※1三社造りの宮形では、伊勢神宮の御神札が中央、氏神神社が向かって右、崇拝神社が向かって左です。また、五社造りや七社造りの場合は、三社造りと同じような位置に祀ります。御神札(お札)は一年で取り替え、古いものは神社でお焚き上げしてもらいましょう。

神棚
※イメージ写真
住まいに神棚を飾るときは方角にできるだけ配慮しよう

神棚は生活様式の洋風化によってデザインや安置方法が多様化してきており、マンションでも安置可能です。安置する際はマナーに則った場所に取り付けましょう。新築やリフォーム、引越しなどの節目で神棚を新しく用意してみてはいかがでしょうか?

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※1出典:神社本庁「お神札のまつり方」
https://www.jinjahoncho.or.jp/omatsuri/katei/ofuda
(最終確認日:2024年4月10日)

情報提供:マンション暮らしガイド編集部

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