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埼玉県の住みたい街(駅)ランキング2018!埼玉県で人気の街とは?
埼玉県内で居住するとしたら、どこがおすすめなのでしょうか?都心からも通いやすく、子育ても安心してできそうなところを希望しています。埼玉で人気の街などあれば教えてください。

浦和、大宮といった、通勤に便利なターミナル駅が上位にランクイン。また、子育て支援が充実している川口や、バリアフリーが整備されたさいたま新都心なども、いま注目の街です。
情報提供:マンション暮らしガイド編集部
毎年、不動産関連会社を中心に各社で発表される「住みたい街(駅)ランキング」。新築マンション販売の長谷工アーベストでも毎年、実際にその街に住む居住者を対象にアンケートを実施し、調査結果を発表しています。
今回は、住みたい街(駅)ランキング2018年のなかでも、埼玉県の住みたい街(駅)をご紹介していきます。近年は再開発が盛んなことや、都心へつながる路線が複数あることからも人気を博している埼玉県の住みたい街ランキングを、さっそく紹介していきましょう。
目次
それでは早速、埼玉県における住みたい街(駅)のトップ5をご紹介します!
埼玉県の住みたい街(駅)2018年 トップ5はこちら!
それでは早速、埼玉県における住みたい街(駅)のトップ5をご紹介します!
2018年順位 | 住みたい街(駅) |
---|---|
1位 | 浦和 |
2位 | 大宮 |
3位 | 所沢 |
4位 | 川口 |
和光市 |
上位5つの街(駅)に共通しているのは、やはり、都心への交通アクセスがよい点でしょう。東京、池袋にそれぞれ30分以内で行ける浦和はもちろん、大宮は新幹線が通っていることもあり、利便性は抜群。
東京方面、池袋方面、新宿方面と、都心でも主要な駅にアクセスしている路線は、数えるだけでもこれだけあります。
【埼玉から都心へ向かう路線の数】
- ・JR京浜東北線
- ・JR埼京線
- ・JR湘南新宿ライン
- ・JR東京上野ライン
- ・埼玉高速鉄道線
- ・つくばエクスプレス線
- ・東武スカイツリーライン
- ・西武池袋線
- ・西武新宿線
- ・東武東上線
引き続き、各街(駅)ごとの魅力やポイントを取り上げていきましょう。
1位 浦和(うらわ)
都心へのアクセスのよさと、郊外のほどよい住みやすさが共存している浦和が1位にランクイン。駅周辺はスーパーやパルコ、アトレなど大型の商業施設、伊勢丹などの百貨店など充実しており、買い物にはまず困りません。駅から少し歩くとすぐに住宅街に入り、喧騒からほどよく離れることもできるので、住みやすさは抜群。
乗り入れている路線は以下の4つ。
- ・湘南新宿ライン
- ・高崎線
- ・京浜東北線
- ・宇都宮線
都心までの通勤時間はいずれも30分以内です。
- ・東京駅:京浜東北線(約25分)など
- ・池袋駅:湘南新宿ライン(約20分) など
- ・新宿駅:湘南新宿ライン(約25分) など

2位 大宮(おおみや)
埼玉のなかでも代表的な街の1つである大宮がランクイン。浦和と同様、都心へのアクセスのよさはもちろん、新幹線も乗り入れており、他県への移動が多い方には特に魅力的な街(駅)。
多くの人が乗り入れる駅ということもあり、商業施設はルミネなどがあり、埼玉では最も栄えている街といっても過言ではありません。駅周辺は東口、西口ともに再開発が本格的に進められている点でも、いま注目の街となっています。
乗り入れている路線は以下の12つ。全国でも有数のターミナル駅です。
- ・JR京浜東北線
- ・JR東北本線
- ・JR高崎線
- ・JR川越線
- ・JR埼京線
- ・JR湘南新宿ライン(小田原方面、逗子方面の1つずつ)
- ・JR東北新幹線
- ・JR上越新幹線
- ・JR北陸新幹線
- ・埼玉新都市交通伊奈線
- ・東武野田線
都心までの所要時間は以下の通り。いずれも約30分ほどのアクセスです。
- ・東京駅:宇都宮線(約33分) など
- ・池袋駅:JR湘南新宿ライン(約26分) など
- ・新宿駅:JR湘南新宿ライン(約32分)など

3位 所沢(ところざわ)
浦和や大宮に負けず劣らず、埼玉のベッドタウンとしても有名な所沢。駅周辺には多数のショッピングモールと、にぎわいのある商店街があります。池袋・新宿などの都心へはいずれも乗り換えなしでいける交通アクセスのよさと、観光スポットとしても知られる狭山湖があります。また、駅からは離れますが、所沢市には首都圏では珍しくスキー場がある点も魅力です。
乗り入れ路線は以下の2つ。
- ・西武池袋線
- ・西部新宿線
都心までの所要時間は以下の通り。
- ・東京駅:池袋経由丸ノ内線(約47分) など
- ・池袋駅:西武池袋線(約25分) など
- ・新宿駅:池袋経由湘南新宿ライン(約35分)など

4位 川口(かわぐち)
上位に名をつらねる街(駅)同様、川口も交通アクセスには不便しません。川口の魅力はなんといっても、行政サービスと子育て支援に力を入れているところでしょう。
中学生までの医療費の免除や、整備された公園やスポーツ施設、市民は市内の施設利用が半額になるなど、行き届いたサービスが特に人気の理由となっています。ショッピングモールの数も充実しており、ファミリー層には特に住みやすい街といえます。
乗り入れ路線は以下の2つ。
- ・京浜東北線
都心までの所要時間は以下の通り。
- ・東京駅:京浜東北線(約25分) など
- ・池袋駅:赤羽経由埼京線(約20分) など
- ・新宿駅:赤羽経由埼京線(約25分) など

4位(同率) 和光市(わこうし)
東京メトロ副都心線の開通により、都心へのアクセスのよさを獲得し、人気を着々とあげてきた和光市(駅)が、川口と同率の4位になりました。
大規模な区画整理によって新しい住宅街もつくられる予定があるなど、居住スポットとして需要と人気を着実にあげてきている街といえるでしょう。決して商業的な派手さこそないものの、埼玉のなかでも東京都内に非常に近く、生活する分には不自由せず、適度に住みやすいのがポイント。
東京メトロ副都心線に加え、有楽町線の乗り入れもあり、都心部へ向かう電車の始発駅として、より人気が高くなってきています。出勤時に満員電車のなかで押しつぶされることなく、席に座れるのは嬉しいですね。
乗り入れ路線は以下の2つ。
- ・東京メトロ副都心線
- ・東京メトロ有楽町線
- ・東武東上線
都心までの所要時間は以下の通り。
- ・東京駅:池袋経由丸ノ内線 (約35分) など
- ・池袋駅:東武東上線、副都心線(約13分) など
- ・新宿駅:池袋経由山手線(約26分)など

6位 川越(かわごえ)
川越ときくと、まず観光地として名前を思い出す方も多いのではないでしょうか。古き良き小江戸の町並みが残る川越ですが、商業施設やマンションの数なども充実しており、住みやすさも十分。都心へのアクセスのよさも上位に引けをとらず、人気の要因となりました。
小江戸の雰囲気を楽しむ蔵造りの街並みのほか、大正時代のロマンを感じさせるコンクリート建築など、少し道をそれるだけで色が変わるのが、川越の街並みの特徴です。駅から反対方向にいけば商業施設も充実しており、観光地と住居地がバランスよく共存している点が、川越の大きな魅力ですね。
乗り入れ路線は以下の2つ。
- ・JR川越線
- ・東武東上線
都心までの所要時間は以下の通り。
- ・東京:池袋駅経由丸ノ内線(約52分)など
- ・池袋:東武東上線快速(約31分)など
- ・新宿:池袋駅経由埼京線(約43分)など
6位 武蔵浦和(むさしうらわ)
埼京線と武蔵野線との乗換駅である武蔵浦和駅が、6位にランクイン。かつては畑が広がっていた駅周辺も、再開発が行われており、いまでは多くの商業施設が立ち並ぶように。都心までのほどよい通勤距離と、緑豊かな街としての二つの顔が人気の理由となりました。近年では高層マンションも増えて、ファミリー層が着実に増加してきています。
乗り入れ路線は以下の2つ。
- ・JR武蔵野線
- ・JR埼京線
都心までの所要時間は以下の通り。
- ・東京駅:赤羽駅経由JR上野東京ライン(約34分)など
- ・池袋駅:JR埼京線(約23分)など
- ・新宿駅:JR埼京線(約28分)など
8位 さいたま新都心(さいたましんとしん)
誕生したのは2000年と、埼玉の駅のなかではかなり新しい街(駅)であるさいたま新都心。土地区画の整理事業により、大型のショッピングモール、さいたまスーパーアリーナなど、さまざまな施設が建てられました。整備事業はまだまだ続いており、今後ますます発展が期待されている街でもあります。
さいたま新都心バリアフリー宣言により、町全体がバリアフリーが行き届き、一生涯通して住みやすい街となっているのは大きな魅力。おしゃれなカフェや雑貨店、レストランの数は東京に負けず劣らない数で、若者からも人気を集めています。
乗り入れ路線は以下の2つ。
- ・JR京浜東北線
- ・JR高崎線
- ・JR東北本線(宇都宮線)
都心までの所要時間は以下の通り。
- ・東京駅:JR宇都宮線(約30分)など
- ・池袋駅:赤羽経由埼京線(約25分)など
- ・新宿駅:赤羽経由埼京線(約30分)など
9位 朝霞台(あさかだい)
大型の商業施設こそないものの、ファミリー層や1人暮らしなど、幅広い世帯が暮らす朝霞台が9位にランクイン。都心へのほどよいアクセスのよさと、喧騒から離れた街並みが人気の理由となりました。JR武蔵野線が通っている「北朝霞駅」へも徒歩5分以内で行ける距離なので、実質2路線が通っているといえるでしょう。
治安のよさも評判で、働く場所は東京、住む場所は県外を選びたいという方には、まさにぴったりな街。
乗り入れ路線は以下の2つ。
- ・東武東上線
- ・JR武蔵野線(北朝霞駅)
都心までの所要時間は以下の通り。
- ・東京駅:池袋駅経由丸ノ内線(約39分)など
- ・池袋駅:東武東上線(約18分)など
- ・新宿駅:池袋駅経由山手線(約32分)など
10位 南浦和(みなみうらわ)
駅周辺の商業施設は充実していて、浦和駅と武蔵浦和駅の隣駅である南浦和駅が10位圏内にランクイン。子どもを安心して遊ばせることができる、のんびりとした街の雰囲気に加えて、教育機関や塾の数も充実しており、子育て世代には魅力的な街といえるでしょう。駅周辺で用事のすべてが片付けられるという、コンパクトな生活ができることも人気の1つです。
乗り入れ路線は以下の2つ。
- ・JR武蔵野線
- ・JR京浜東北線
都心までの所要時間は以下の通り。
- ・東京駅:JR京浜東北線(約33分)など
- ・池袋駅:赤羽経由埼京線(約27分)など
- ・新宿駅:赤羽経由埼京線(約33分)など
埼玉の魅力は「抜群の交通アクセス」と、「適度な住環境」
埼玉の住みたい街ランキング、1位から10位までの街(駅)を順番にご紹介してきました。トップ10に入る街(駅)には、いずれも3つの共通点があることがわかります。
都心へのアクセスがよい
東京へのアクセスはどの路線を使っても1時間ほどで都心部へ通える駅がたくさんあります。路線の数も充実しており、このアクセスのよさは、意外と見過ごされている魅力かもしれません。
充実した商業施設
埼玉県全体で街の開発も進んでおり、便利なショッピングモールの開発も積極的に行われてきました。都心へでることなく必要なものを買いそろえることもできるので、生活に困るということはありません。最近では埼玉県の富士見市に大型ショッピング施設であるららぽーと富士見も建設され、今後もこうした大型商業施設が増えていく可能性があります。
治安の保証
再開発や大型商業施設の建設が行われれば、それだけマンションの建設も著しくなります。そこに住むファミリー層などが増えることで、治安も保たれ、住みやすさが向上することに。トップ10位に入る街には、いずれもファミリー層にやさしい街づくりが進められているという点があります。
抜群の交通アクセスと、適度な住環境のほかにも、川越にある小江戸の町並みや、氷川神社、西武園ゆうえんちなど、観光地の多さも人気の理由となっています。
何より、都心へ向かう出勤時にも混まないうちに乗車できることが多く、空いている電車でゆったりと通勤できるのは、都心から適度に離れた埼玉県の街ならではの魅力かもしれませんね。
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