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専門家が回答|マンション購入初心者の気になる質問にお答え!

マンションと青空

マンションを購入するにあたって、慣例的にわからないことや不安なことがある方は多いのではないでしょうか?今回の記事では、引っ越しやその挨拶についてなど、入居に関わることについて詳しく解説します。

マンションの引っ越しの日取りって好きに決めていいの?

今回は、新築マンションを初めて購入した方が、鍵の引き渡しを受け、いよいよ入居(引っ越し)となった時によくある質問について取り上げてみました。

マンションの購入が済めば、残すは引っ越しですね!共働きや子どもがいる方は特に気になるであろう「引っ越しの日取り」。新築マンションでは、「引渡し会」というものがあり、購入した方の大半がほぼ同時に鍵の引き渡しを受けます。そのため、引っ越し日の調整をせずにいると何十世帯もの人の引っ越しが同じ週末などに集中してしまう可能性があります。

もし、同じ日に何十件もの引っ越しが重なると、駐車場やエントランス、エレベーターなどが大混雑します。そうなると引っ越しの作業時間が多くなり効率が悪いだけでなく、事故が起きたりせっかくの新築の建物に傷をつけてしまう、というような問題が発生しやすくなってしまいますから、新築マンションの引っ越しの日取りについてはマンションの売主であるデベロッパーや販売会社が調整を行います

例えば、ある程度所在階ごとに日取りを決めて、調整が必要な人のみ調整していることもあれば、提携する引っ越し業者を幹事会社として窓口となってもらい、さまざまな業者と日程を取りまとめて調整をする、といったケースがあります。

いずれにしても、世帯数の多い大規模な新築マンションになれば、引っ越しの日取りについてはある程度調整が入ると考えておいた方が良いでしょう。

購入した新築マンション

新築マンションでも引っ越しの挨拶って必要?

こちらでは、引っ越しの際によく気になる事項に挙げられる、「引っ越しの挨拶」について紹介します。

コミュニティを良好にするきっかけ作り

引っ越しが終わった後に気になるのが、いわゆる「引っ越しの挨拶」ですよね。新築マンションに限らず、マンションでは上下左右の部屋へ挨拶するのが一般的といわれています。マンションによっては引っ越しの挨拶などを含めたマニュアルのような冊子を用意しているところもあるようです。

話が少し逸れますが、マンション内のコミュニティが良好な関係にあるほど、よい状態でマンションが維持されるという傾向があるといいます。そこで、ほとんどの入居者の方がお互いに初対面である新築マンションだからこそ、引っ越しの挨拶が良好なコミュニティ形成の第一歩になるのではないかと思われます。

挨拶の仕方は?何を持っていけばいいの?

そしてもう1つどう挨拶すれば良いかということも気になるかと思います。新築マンションではほぼ同時に入居しますので、私の考えとしてはお互いさまということで手土産なしで挨拶のみでも良いかと思います。

ただ、それでは落ち着かないという方は、高額にならない程度のクッキーのような焼き菓子やタオルなど、形が残らないものや誰でも使うものを手土産にすると良いでしょう

高額なものや形の残るもの、日持ちのしないものは、受け取った側が困惑してしまうこともあります。特に生鮮食料品などの生ものは食中毒などの懸念があるので、引っ越しの挨拶の手土産としては避けた方が無難ですね。

管理組合や理事会って何?どうやって決めるの?

マンションに住んでいない人でも何となく耳にしたことのある「マンションの管理組合」。これって一体何をやるの?どうやって決めているの?と疑問を持つ方は多いはず。

マンション全体を維持・管理していくための組合

マンションでは、マンション全体を維持・管理していくために「管理組合」を組成し、管理を運営していきます。管理組合は、「建物の区分所有等に関する法律」に基づきその区分所有建物(分譲マンション等)を区分所有(各住戸の内部=専有部分を所有)する区分所有者全員が組合員として加入することになっています。つまり、マンションの所有者は全員管理組合に加入する必要があるということです。

管理組合の運営にあたっては、執行機関である理事会を中心に行います。マンションの所有者のなかから、理事長、副理事長、監査役、そして数名の理事が選ばれて理事会が構成されます。

新築マンションの最初の理事会の組会では、引き渡し会や理事会の役員の選任、選出を行います。

管理組合や理事会の決め方や任期は?

理事会の役員の選任をする際は、通常はじめに立候補を募ります。しかし、立候補者がない場合は抽選で選出したり、棟ごとや階ごとに均等に役員を割りつけた輪番表を作成したりして、指名し、お願いすることもあります。

なお、理事会の任期は1年~2年ということが多いようです。一般的には任期満了に伴う年に、理事会の役員を改めて選出しますが、立候補等があれば再任も可能です。
ただし、立候補等がない場合は、輪番表を作成し、希望者でない一部の方に偏らないよう毎年入れ替わる形で持ち回りにすることも。

管理組合は、所有するマンションの維持管理、また運営を組合員の議決、判断で行なっていくこととなります。ただし、最終的な「意思決定の場」としては各年度に定例で行う「管理組合総会」にてさまざまなことを決定していきます。
実際の管理運営にあたっては、管理組合の「サポート」として、管理業務を委託した管理会社が行なうことが一般的といえるでしょう。

ただし、マンション管理に関する重要事項を決定する議決権を持っているのは、あくまで購入者である組合員だということは忘れないようにしたいですね!

マンションに住む人とその子ども

登記簿の住所変更はいつすればいい?

マンションを購入するまでには、たくさんの書類があります。登記簿の住所変更もその1つです。

まず、マンションの所有権についてですが、マンションの引き渡し時点でマンションの区分所有権は購入者の方に移転します。つまり、マンションの区分所有権が購入者の名義になったことを示すものとして購入者の名前が不動産登記簿に登録されます。

しかし、そこに記載されている所有者の住所が従前(マンション購入前に住んでいた時)の住所である場合、いつ新住所(購入したマンションの住所)に変更すれば良いのでしょうか?

登記簿の情報とは「現状を正しく登記しておくこと」が本来あるべき姿なので、マンション購入後に住所の変更が必要になることがわかっているなら(もしその時点で購入したマンションの住所になっていない場合)、なるべく早く正しい住所に変更しておくことをおすすめします。

新築マンションの場合は、一度に多くの世帯の登記が必要となるため、デベロッパーや販売会社が提携している司法書士によって一括で登記する場合もあります。
※ただし、会社により例外があります。

以上、今回はマンション購入初心者によくある質問にお答えしていきました!このほかマンション購入や実際に住むとなった時にはさまざまな疑問がつきものかと思います。
マンションや暮らしに関する疑問がある際にはぜひこちらを参考にしてみてくださいね!

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