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Question

カバン(バッグ)はどうやって収納する?

カバンが好きでたくさん持っているのですが、うまく収納できません。カバンを型崩れしないように、きれいに使いやすく収納するコツはありますか?

Answer

カバンはコーディネートしやすいように、選びやすく戻しやすい収納を心がけましょう。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

目次

カバンをスッキリ&おしゃれに収納したい

「カバンが収納に入りきらない!」「ごちゃごちゃしていて探せない」とカバンの収納に困ってはいませんか?

いざ使おうと思うと目当てのカバン(バッグ)が見つからない。すぐに使える状態になっていないから、結局は同じカバンばかり使ってしまっている。また、好きなカバンを大事にするあまり箱に入れたまま、なんてことも。収納は「しまい込むこと」ではなく、アイテムを使いやすく収めること。発想を転換させて、見せる収納ならぬ、「魅せる収納」にトライすると、アイテムを選ぶときの楽しさがより増します。

本記事では、カバンをうまく収納できず困っているという人に向けて、カバンの収納についての考え方、収納方法や収納場所の具体的なアイデアについて、詳しく解説していきます。これから説明するカバンの収納についてのノウハウを押さえていけば、外出時のファッショングッズとしてだけでなく、インテリアとしてのカバンの魅力にも気付けるようになりますよ。

カバンや帽子の収納されたオープンクローゼット
※イメージ写真
カバンの収納は必要なモノと不必要なモノを見直す整理から!

カバンが収納スペースに入りきらない理由は、主に2つあります。1つ目は、カバンの数が多過ぎること。2つ目は、収納スペースを有効に活用できていないことです。この2つについて、順を追って解決していきましょう!

カバンの数が多過ぎる
カバンの収納に困っているとき、大きな要因の1つとして考えられるのは、「持っているカバンが多過ぎる」という点です。そのため、カバンをうまく収納するには、まず持っているカバンの数を見直したうえで、使う物を使いやすく収納する意識を持つとよいでしょう。

手元に残すカバンの数を見直すには、使用頻度が低いモノやコーディネートに取り入れにくいモノなどを手放すとよいでしょう。カバンを厳選したうえで、日々のコーディネートや用途に合わせて、カバンを選べるように収納していきます。

自分にとって必要なモノかどうかを判断するためには、以下のような基準から選別していくとよいでしょう。

●頻繁に使う
頻繁に使うカバンや帽子は、コーディネートが楽しくなるアイテムと考えられます。自分にしっくりなじみ、手持ちの服や靴との相性もよく、使うと気分も上がるのではないでしょうか?このようなアイテムなら手元に残し、日々の使いやすさを考慮し収納場所を考えましょう。

ポーチをリュックに入れる女性
※イメージ写真

●普段は使わない
普段はあまり使わないカバンは、着こなしに取り込みにくく、コーディネートを楽しめないアイテムなのかもしれません。せっかくあるのだから使おうとしても、やはり手が伸びない、ということがあったら、それはなぜなのか振り返ってみましょう。今の自分には必要ないと判断できたら、売る、譲るなどの方法で早めに手放すことをおすすめします。

●迷う
そのカバンがコーディネートを楽しくするかどうかが分からず、迷うアイテムは「1年後に見直す」と期限を決めて保管します。

迷うカテゴリーに入るのは、昔よく使っていたけれど今は使っていないアイテム、似たような種類を持っているアイテム、大切な人からのプレゼント、ブランド品などです。1年以内に使ったアイテムは、先述した「頻繁に使う」のカテゴリーに入れられるか、再検討します。保管したまま1年がすぎたアイテムは、手放してもよいかもしれません。

このように、今持っているカバンをコーディネートの楽しさから見直してみると、今の自分には必要なかったり、既に同じようなカバンを持っていたりするのに気付くことがあります。「何となく持っているカバン」によって散らかった収納を卒業し、厳選したお気に入りのアイテムのみに絞り込むと、それだけで収納はかなりラクになりますよ。

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旅行カバン
※イメージ写真

適切に整理できていない
厳選したカバンは、用途や種類など使うときのことを考えることで適切な収納場所を見つけやすくなります。以下の項目を基準にして、家の中にあるカバンを分けてみましょう。

●[ 1 ] 持ち主
家族のモノが混ざってしまっている場合は、カバンを持ち主(使う人)別に分類し、それぞれの持ち主自身が管理しやすいようにしましょう。

たとえばランドセルは、子どもが置きやすく、使いやすい場所に置きます。そうすると、子ども自身でランドセルの出し入れがしやすくなり、自主的に持ち物を片付ける習慣が身に付きますよ。

ソファに置かれたランドセル
※イメージ写真

●[ 2 ] 使用頻度
使用頻度に応じてカバンを分類すると、見やすく取り出しやすい収納位置が見えてきます。たとえば以下のように分けてみましょう。

・毎日のようによく使う
・休日、週に1度か2度使う
・休暇、1泊から数泊の滞在時に使う
・季節、夏や冬のアクティビティ時に使う
・1年~数年に1度、冠婚葬祭時に使う

使用頻度の高いモノはすぐ出し入れできる場所に、使用頻度の低いモノは収納の奥に入れるようにすると、使いたいモノをすぐ取り出せるようになりますよ。

●[ 3 ] 大きさ
カバンの大きさにも注目してみましょう。アイテムの大きさをなるべくそろえるようにすると、収納しやすく、見た目もきれいになります。カバンを大きさ別に分けて、サコッシュのように小さなモノや畳めるトートバッグなどはファイルボックスにまとめて立てて収納すると、取り出しやすく、便利ですよ。

●[ 4 ] 素材
カバンを素材別に分けることで、素材に合った収納方法、収納用品の選び方を決定できます。布バッグや、しわの付きにくい素材の場合は畳めたり、重ねたりとコンパクトに収納できます。また、革や天然素材のモノは日光で変色したり、傷付きやすかったり、型崩れしやすかったりするので素材を傷めないように収納を考えます。

布製のエコバッグやトートバッグなどは畳んでファイルボックスなどにまとめ、革製のカバンは、型崩れを避けるためにブックエンドや仕切りスタンドを使って収納するのがおすすめです。

2つのバッグ
※イメージ写真
収納スペースを有効活用するには?

カバンの数を見直して、必要なモノを整理できたら、次は「収納スペースの有効活用」に取り組んでいきましょう!「しまいきれない」「散らかってしまう」といった問題は、ちょっとした工夫で解決できますよ。

収納場所を決める
まずは、カバンを収納する定位置を決めておきましょう。そうすることで、帰宅後に何となく置きっぱなしにするのを避けられます。

収納場所としておすすめなのは、服をしまっている場所の近く。ウォークインクローゼットやラックなどに収納すれば、その日のファッションに合わせて選びやすくなりますよ。

あるいは、身支度のときに通る自分の生活動線に収納場所を確保する、という方法もあります。たとえば、日常的に通るドア部分にドアハンガーを取り付ける、靴を選ぶシューズインクローゼットの棚板に収納場所を作る、といったしまい方をすれば、服や靴とセットでコーディネートしやすくなります。

収納場所が決まったところで、カバンの収納術をお伝えします。

カバンや洋服を収納したクローゼット
※イメージ写真

見せる収納
使用頻度が高いモノやデザイン性が高いモノは、思いきって「見せる収納」にトライしてみましょう。使いやすいだけでなく、おしゃれなインテリアにもなります。奥にしまい込んで使う頻度が減る、忘れてしまうといったこともなくなるでしょう。

ただし、使用頻度の低いモノや大き過ぎるモノは見せる収納には向きません。また、数が多くなり過ぎると乱雑に見えてしまうので注意しましょう。

それでは、見せる収納の具体例を家の中の場所ごとにご紹介しましょう。

リビング
※イメージ写真

●リビング
日々多くの時間を過ごし、お客さまが来ることもあるリビング。ここでカバンの「見せる収納」を行うには、ルームディバイダーを使ってみるのはどうでしょう?ルームディバイダーとは、パーテーションのように部屋を間仕切りするおしゃれなインテリアアイテム。オープンな飾り棚などの収納機能が付いているモノも多いので、カバンをショップのように飾っておくのもすてきです。

また、棚を自作するのもおすすめです。木材やスチールの柱を天井と床の間に設置し、棚板やフックを取り付ければ、オリジナルのディスプレイ空間を演出できますよ。

さらに、100円グッズの木製やアイアン製のシンプルなウォールフックにカバンを掛けたり、壁に貼ったワイヤーネットにS字フックを取り付けて壁面収納コーナーを作ったりという方法も。インテリアに合わせたアイテムで収納してみるのも楽しいかもしれません。

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●玄関、廊下
玄関や廊下など、限られたスペースでカバンを収納したい場合は、「フェイス(面)」や「ライン(線)」の収納グッズを加え、収納スペースを作ります。

フェイスとして壁面を収納に活用できれば、壁の高さと空間を生かせるようになります。また、ラインとして縦の線を活用できれば、1つではなく、2つ以上のアイテムを掛けられるようになり、収納量が上がります。フェイスとラインを活用できる収納グッズをご紹介しましょう。

・フェイス(面)の収納グッズ
フェイスの収納グッズにペグボード(有孔ボード)やラダー(梯子)ラックなどを使うと、壁面に収納スペースができます。

ペグボードとは等間隔で穴の空いた木製やスチール製の板のこと。好みのサイズで購入でき、フックを掛けて壁面ディスプレイができる優れモノです。ラダー(梯子)ラックを設置するのも壁面の収納を生かした掛ける収納になります。近くに姿見などを置くと、お店のようにおしゃれなお出かけアイテム空間に。

玄関に収納スペースを作り姿見を置けば、お出でかけ前にコーディネートをチェックしながらバッグを選べますね。

鏡を見る女性
※イメージ写真

・ライン(線)の収納グッズ
ラインの収納グッズには、「幅広フック」や「ジョイントハンガー」などがあります。横ブレしにくい形の幅広フックは、子どもがモノを掛けたり、急いで取ったりしても落ちにくく安定性があります。この幅広フックを靴箱の上に取り付けておくと、外出前や帰宅直後にカバンや帽子を掛けておくのに便利です。

ジョイントハンガーとは、縦一直線に連なっているハンガーのこと。ジョイントハンガーを玄関ドアの内側に取り付けておくと、カバンのほかに帽子など複数のアイテムをコンパクトに掛けられます。ただし、掛ける収納はワンアクションで掛けやすいため、モノが溜まりやすくなる恐れもあります。掛け過ぎないように注意が必要です!

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しまう収納
インテリアをすてきにする「見せる収納」の一方で、素材がデリケートなモノや使用頻度が低いモノに向いているのが「しまう収納」です。

退色や劣化などを避けたい素材のアイテム、普段は使わないアイテムのほか、小さいカバンややわらかい布バッグなどでも、カゴやファイルボックスにまとめて保管すると、コンパクトに収納できます。

しまう収納では、クローゼットや押入れといった収納専門のスペースを有効活用します。それぞれの活用方法を見ていきましょう。

●クローゼット
カバンをクローゼットに収納するときは、S字フックやカバン専用の収納ポケットを活用すると便利です。また、小さいカバンややわらかい布製バッグであれば、カゴやファイルボックスにまとめて保管するのも効率的です。ただし、素材によっては湿気に弱いモノもあるため、乾燥剤と一緒に収納したり、クローゼットの扉をこまめに開放して換気をしたりと配慮が必要になります。

クローゼット
※イメージ写真

●押入れ
押入れは大きさのあるスペースです。そのため、四角く仕切って使うのが空間を余すことなく活用する秘訣。押入れを奥と手前で分け、さらに高さを2つに分割すると、広いスペースを四角く仕切れます。カラーボックスや棚板を設置し、使うアイテムの頻度に合わせて収納しましょう。普段よく使うカバンは手前のスペースに収納すると使いやすいですね。

押入れ
※イメージ写真

また下段を利用する際には、キャスター付き隙間ラックを使うと引き出して使えるので便利です。大きいカバンには100円均一ショップでも売っている布製のソフトボックスを使いましょう。なお、押入れ内の壁面にスペースがあれば、クローゼットと同じく突っ張り棒を付け、フックを使ってカバンを吊るして収納するのもよいでしょう。

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カバンの収納アイデア

収納スペースをさらに活用し、より使いやすく収納するには、収納グッズを使うと効果的です。バッグは服と違って、折り畳めないモノが多く、大きさや形もさまざまなので収納が難しいモノです。そこで収納グッズを使うと、収納量が上がり、出し入れもしやすくなります。

バッグの収納方法は、大きく「掛ける」「置く」の2つがありますが、ここではその2つを行える収納グッズを紹介していきます。

掛ける収納グッズ
ここでは掛けて収納できるグッズを5つご紹介します。収納グッズには壁に取り付けるタイプのモノから、クローゼットのポールに掛けるだけのモノ、収納家具として部屋のアクセントになるモノなど、さまざまあります。

●ウォールハンガー
掛ける収納方法の1つ目は、ウォールハンガーです。ウォールハンガーは「壁掛けフック」とも呼ばれ、リビングや廊下の壁の上部に取り付けられます。壁の上部を利用するため、スペースの有効活用ともなります。ウォールハンガーに掛けるカバンはインテリアのオブジェともなるので、形や大きさをそろえて掛けるのがおすすめです。

ウォールハンガー
※イメージ写真

●ジョイントハンガー
掛ける収納方法の2つ目は、ジョイントハンガーです。縦のラインにハンガーが連なっているため、多くのアイテムをまとめて掛けられます。たとえば、外出時によく使うカバンのほか、スカーフ、マフラーなどのアイテムの一式をまとめて掛けられるのです。クローゼットの中や扉の内側に付けると収納量がアップしますね。

●突っ張り棒とS字フック
掛ける収納方法の3つ目は、突っ張り棒とS字フックです。クローゼットや押入れの奥などのデッドスペースを利用する場合には、突っ張り棒を設置しましょう。突っ張り棒に付けたS字フックにカバンを吊るせば型崩れも気にならず、一目で見渡せるので服に合わせて選びやすくなりますね!

S字フック
※イメージ写真

●カバン専用収納・吊り下げ収納ラック
掛ける収納方法の4つ目は、ハンガーに掛けられるカバン専用収納です。縦長の形状のカバン専用ポケットで、複数のカバンを収納できます。見やすく、出し入れが楽なので、コーディネートしやすくなりますよ。

●ポールハンガー
掛ける収納方法の5つ目は、ポールハンガーです。ポールハンガーには、突っ張り型と置き型、キッズ用の3つがあります。突っ張り型は比較的安定しており、置き型は木製やスチール製、アイアン製など素材がさまざまあります。

キッズ用のポールハンガーを活用すれば、子どもが自分でカバンを掛けられます。幼稚園・保育園の通園カバンを自分で掛けられるようになると、片付けるのが楽しくなり、習慣になるかもしれませんね。

掛けるだけで床置きがなくなるポールハンガーは簡単・便利でついつい掛け過ぎてしまいがちですが、多くのアイテムを無造作に掛けると、インテリアの雰囲気が損なわれたり、重さでポールハンガーが倒れたりということが起きます。よく使うカバンや帽子だけを掛け、取り出しやすくもとに戻しやすくしましょう。

吊るされてるカバン
※イメージ写真

置く収納グッズ
置く収納グッズは、本来の用途ではないモノを収納として用いたモノばかりです。アイデアが詰まっているうえ、カバン以外の収納の際にも転用可能で、安価で手に入るグッズが多くありますよ。

●ファイルボックス

カバンが入ったファイルボックス
※イメージ写真

置く収納方法の1つ目は、ファイルボックスです。詰め物をしても自立しないカバンは、ファイルボックスに入れて立てて収納しましょう。ファイルボックスに収納すると布バッグやエコバッグもまとめて取り出しやすくなります。

●ブックエンド、仕切り板

ブックエンド
※イメージ写真

置く収納方法の2つ目は、ブックエンドです。本のようにブックエンドを使ってカバンを収納すると、手軽に省スペースを実現できます。クローゼットの枕棚の上などに並べて収納する際は、ブックエンドや仕切りが活躍します。仕切り板は透明なタイプを選び、高さや種類をそろえると圧迫感が少なくインテリアとも合わせやすいですよ。

●大きなエコバッグ
置く収納方法の3つ目は、大きなエコバッグです。収納スペースが狭い場合は、大きなエコバッグを利用してバッグインバッグに!トートバッグやハンドバッグごとに分けるなど、形や大きさの似たモノをまとめてしまっておけば散らからず、種類ごとにサッと選べます。

エコバック
※イメージ写真

●布製ボックス
置く収納方法の4つ目は、布製ボックスです。毎日使うようなカバンでない場合は特に、収納時の工夫が重要。特に革製のカバンは扱いが悪いと、カビが生えたり劣化したりする恐れがあるので注意しましょう。

カビの第一の原因は、湿気!ビニールなど通気性の悪い袋に入れっぱなしにしたり、空気の流れが悪い場所に保管したりするのはおすすめできません。革カバンは通気性のよい布製ボックスに乾燥材と一緒に入れて、収納場所の空気をこまめに入れ替えましょう。

中高生の通学用カバンや部活用バッグも、布製ボックスに収納すれば部屋の床や畳が汚れるのを防げます。プラスチックといった固い素材に重いバッグを収納すると、うっかり引きずったり壁にぶつけたりしたときに、床や壁を傷つけてしまう恐れがありますが、布製であればそのような心配は少なくなります。雑然と置かれがちなカバンは、布製ボックスに収納することで置き場所が決まりますよ。

布製収納ボックス
※イメージ写真
ルールを決めてコーディネートしやすく

カバンの収納方法が決まったら、簡単なルールを作りましょう。帰宅したら、カバンの中身はトレイやカゴに出して、定位置に戻す、というルールです。

「出掛けるときに中身を入れ替えたら、忘れ物をした!」なんてことのないように、カバンの中身はいつも決まったトレイやカゴなどに入れる習慣をつけましょう。カバンを空っぽにして収納していれば、ほこり取りや陰干しなどのメンテナンスもしやすくなりますね。

このように簡単なルールを決めることが、おしゃれを楽しむポイントです。お手入れの行き届いたカバンは、上質な暮らしを連想させるワンランク上のおしゃれにつながります。

カバンを肩に掛けた笑顔の女性
※イメージ写真

カバンは収納にひと工夫必要なアイテムですから、収納がうまくいかないこともありますね。そのようなときは、「クローゼットや押入れといった収納スペースが少ない!」と嘆く前に、ポジティブに捉えましょう。収納スペースが少ないときは、リビングや廊下、玄関で「見せる収納」を楽しむチャンスを手にしているのです。

ファッショングッズは毎日に彩りを与えるモノ。お気に入りのカバンを持っているだけで、何だかよいことが起こりそうな気がしてきます。お気に入りを厳選して、取り出しやすく使いやすい状態にしておきましょう。ライフスタイルに合わせて、おしゃれを楽しんでくださいね。

カバン(バッグ)の中身の収納については、こちらの記事で紹介しています。

カバンの中身を整理したい!すっきりさせるコツって?

カバンの中身をきれいに整理整頓するコツをご紹介します。

(撮影協力:今井 知加)

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

整理収納アドバイザー1級認定講師/&STORAGE代表 1000件を超えるご家庭の整理収納サービスや多数の住宅メーカーで収納監修を手掛ける。(セミナー受講生は6000名を超える)人・モノ・空間を整え『美しく、心地よく暮らしやすい』を提案している。