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Question

洗面所の収納のアイデア!おしゃれな空間を作るアイテムや具体例も紹介

先日、急に友人が家に遊びに来て「手を洗いたいから洗面所を貸して」といわれたのですが、洗面所が散らかって少し恥ずかしい思いをしました。洗面所を上手に片付け、清潔感のある空間にするにはどうしたらよいのでしょうか?洗面所の収納方法を教えてください。

Answer

収納スペースの使い方や収納方法を工夫することが、いつも清潔で快適な洗面所を保つことにつながります。また収納アイテムをうまく活用することで、おしゃれで使いやすい空間を演出することができます。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

目次

洗面所の収納にはコツがある

洗面所(洗面室)は常に清潔に保ちたい場所の1つですよね。しかし、ランドリースペースとつながっていることが多い洗面所には、洗面用具、洗剤、タオルなど多くのものが集まりやすく、限られた空間のため棚やチェストなどの収納家具を置くと狭くなってしまいます。洗面所をスッキリさせて、いつも快適で使いやすい空間にしておくためにはどうしたらよいのでしょうか? 

この記事では、煩雑な洗面所にお悩みの方へ、洗面所の収納場所の使い方や収納方法に関する具体的なアイデア、おしゃれな洗面所にするポイントなどを紹介します。

スッキリと片付いた洗面所
※イメージ写真
洗面所の収納場所!具体例を紹介

洗面所をより快適に、より使いやすくするためには、スペースを有効活用することが大切です。ここでは、洗面所の収納場所ごとに、そのスペースの活用方法を解説します。

洗面台の上
ものを厳選して置くことが、洗面台の上をスッキリさせるための第一歩です。「手を洗う」「うがいをする」「歯を磨く」といった洗面台の用途に合うものだけを厳選して置きましょう。

〈例〉洗面台の上に置くとよいもの
・せっけんやハンドソープ
・歯ブラシ
・コップ など

鏡裏
洗面台の鏡裏に収納スペースがある場合は、洗面台でよく使うものを収納しましょう。

〈例〉鏡裏に収納するとよいもの
・歯ブラシ
・化粧品
・ドライヤー
・ヘアブラシ
・コンタクト類 など

複数の人が洗面台を使う場合は、使う人や用途ごとに、左右と中央のスペースを分けて収納する方法もあります。たとえば、左右のスペースには一人ひとりがそれぞれ使うものを、「パパコーナー」「ママコーナー」というようにスペースを区切って収納すると使いやすくなります。中央は鏡として利用することが多いので、ストックの歯ブラシやヘアケア用品などを収納しましょう。

洗面台の下
洗面台の下は比較的広いスペースですが、その分ものを詰め込んでしまいがちな場所であるため、何が収納されているかを把握できるように整理することが大切です。収納ボックスや伸縮ラックなどの収納用品を活用し、「洗剤や柔軟剤」「シャンプーやリンスのストック」のように種類別に整理して収納すると使いやすくなります。その際、排水管がある洗面台の下には、湿気に強いプラスチックやステンレス製の収納用品を使用しましょう。

〈例〉洗面台の下に収納するとよいもの
・洗剤や柔軟剤
・入浴剤
・シャンプーやリンスのストック
・掃除用具 など

洗面台下の収納スペース
※イメージ写真

洗濯機周り
洗濯する際、「洗濯前」「洗濯時」「洗濯後」と、それぞれの段階で使うものを洗濯機の周りに収納することで、家事の効率がアップします。たとえば、「洗濯前の衣類を一時的に置く場所」「洗うときに使用する洗剤や柔軟剤を置く場所」「洗濯したものを干すときに使うアイテムを置く場所」といったように、洗濯の流れに沿って使うものを洗濯機周辺に収納すれば、動線がスムーズになり、家事の時間短縮につながります。

〈例〉洗濯機周りに収納するとよいもの
・ランドリーバスケット
・洗剤・柔軟剤
・洗濯ネット
・洗濯バサミ
・ハンガー

脱衣スペース
脱衣スペースには、タオルや下着類など、必要なものを必要な量だけ収納することをおすすめします。たとえば、お風呂上がりに着るパジャマやルームウェア以外の衣類まで置こうとすると、脱衣所の収納スペースに収まりきらないこともあります。

〈例〉脱衣所に収納するとよいもの
・バスタオル
・フェイスタオル
・ハンドタオル
・下着・パジャマ類 など

脱衣所
※イメージ写真
洗面所の収納に役立つアイデア

ここからは、洗面所の収納に役立つ具体的なアイデアを紹介します。

収納アイテムを使う
洗面所は収納アイテムをうまく使うことで、使いやすくスッキリした空間を作ることができます。具体例として、以下のようなアイデアが考えられます。

・洗面台の上のものは、収納ケースにまとめる
・鏡裏や洗面台の下に収納する小物類は、ラベルを貼ったケースで整理する
・高い棚には、取り出しやすい取っ手付きの収納ケースを入れる

洗面台の上は生活感が出やすい場所の1つですが、おしゃれな収納ケースを使うことで、見た目をきれいに演出することができます。鏡裏や洗面台の下などの収納スペースでも、収納ケースの活用をおすすめします。化粧品、コンタクトレンズ用品など、ものの種類別にラベルを貼ってケースごとにまとめておくと、スムーズに取り出すことができますし、見た目もスッキリします。そして、棚の高い位置にものを収納する場合も、収納ケースを使うことで棚の奥行きを生かしてものを収納でき、取り出しやすくなります。

収納スペースを増やしたい場合は、洗面台の扉の裏に掛けられるタイプの収納ラックやワイヤーネットを使うと、小物類をスッキリ片付けられます。洗濯機と壁の間のような狭い場所にも、スリムなストッカーを利用できる場合があるので、こうしたアイテムを上手に活用してみてください。

突っ張り棒を使う
突っ張り棒は、洗面所の周辺に収納スペースを作りたいときや、使い勝手をよくしたいときに有効です。たとえば、洗面台下の収納スペースに突っ張り棒を付けると、スプレータイプのボトルを掛けて収納できるようになります。また、突っ張り棒と、突っ張り棒専用の棚パーツを併せて使うと、簡易的な収納棚を作ることができます。スペース上部に空きがあるときは、この方法を応用して、収納棚を2段にしたり、3段にしたりすることもできます。

なお、ここで紹介した方法は、洗面所だけでなく、キッチンやトイレなどでもお使いいただけます。ぜひご活用ください。

洗面所の収納をおしゃれにするには?

毎日使う洗面所の収納は、機能性だけでなくおしゃれさにもこだわりたいものですね。収納をおしゃれに見せるコツは、収納アイテムの種類や色、形をそろえることです。こうすることによって、ものが多い空間に統一感が出て、洗面所の空間全体をおしゃれに演出することができます。

収納アイテムを選ぶ際は、インテリアショップだけでなく、100円均一ショップも探してみましょう。仕切りが付いたトレーやケースなどたくさんの収納商品がそろっているうえ、低価格で購入できるので、色や形をそろえて複数のアイテムを購入したいときにおすすめです。

また、収納アイテムはネットショップでもたくさん売られています。ただし、ネットショップで購入する場合、送料が発生するケースも多いため、送料がいくらかかるか、購入金額がいくら以上になると送料無料で届けてくれるかなどをしっかり確認してから注文しましょう。

整理整頓された洗面所
※イメージ写真
洗面所の収納は便利なアイテムを使うのがコツ

洗面所は、毎日使うものが多く、収納に困る場所の1つです。しかし、便利なアイテムを使って工夫すれば、スッキリとした洗面所にすることができます。ここでは、収納方法に悩みがちなアイテムごとに解決法を紹介します。

スキンケア、歯磨き用品はトレーを使う
毎日必ず使うものは、収納せずにすぐ使える場所に出しておくのも1つの方法です。その際、洗面台に直置きすると散らかった印象になってしまうので、陶器やプラスチックなど、洗える素材のトレーにまとめて置くようにします。置き場所を決めることで、使い終わったら元の位置に戻す意識が働き、散らかりにくくもなるでしょう。

小さいものはラックや引き出しにしまう
化粧品、コンタクトレンズ用品、ヘアゴムなど細かいものが多いのが洗面所の特徴です。こうした小物は一緒くたに扱ってしまいがちで、これが、使いにくさ、片付けにくさの原因になります。

小さなものでも、1つ1つ片付け場所の指定席を作り収納しましょう。そうすることで、使うときにパッと取り出すことができ、片付ける際も手間がかかりません。

100円均一ショップやインテリアショップなどにある、ラックや仕切りが付いたトレー、ケース、バスケットなども小物の収納に便利です。引き出しのような限られた空間も、仕切って使うことで細かいものまでスッキリと収納できます。また、洗面台下の大きな空間には高さを仕切るラックを設置し、上段にかごや収納ボックスを置いて、その中に収納することで、かがまずに出し入れすることができ、便利です。

洗面所の引き出しの中身
※イメージ写真

加えて、収納量は空間の8割程度までにするのもポイントです。見た目もスッキリして探しやすく、手が入る余裕があるため、ものの出し入れがしやすくなります。

ドライヤーはコンセント近くにヘア用品とセットでしまう
ドライヤーは、コンセント近くに収納すると便利です。最近ではドライヤーを収納できるよう、初めから鏡裏にコンセントが付いていることもあり、S字フックで掛けられるような仕様も増えています。一緒に使うヘアブラシやスプレーなども、近くの引き出しやラック、ボックスに収納しておくと時短にもなります。

タオルは収納棚に直置きがおすすめ
タオルは、ハンドタオル、フェイスタオル、バスタオル、というようにサイズ別に収納しましょう。サイズをそろえることでスッキリ収まり、取り出しやすくなります。

また、タオルは出し入れが多いアイテムなので、かごや収納ボックスなどに入れると動作の数が増えてしまいます。フェイスタオルやバスタオルは、収納棚やラックなどに直置きし、散らかりやすい小さなサイズのタオルのみかごや収納ボックスを使うとよいでしょう。

なお、タオルを収納する際のコツは、縫い目が見えないように折山を表に重ねて畳むことです。棚の場合にはタオルの輪の部分を手前に、引き出しの場合には輪の部分を上にすると、何枚あるかが一目で分かるようになりますよ。

きれいに畳まれたタオルの収納
※イメージ写真

洗濯用品は家事動線を意識して収納する
洗濯物を干すハンガーは、ファイルボックスに入れると絡まず取り出しやすくなります。ハンガーの大きさや形をそろえるようにするのも、スッキリ収めるポイントです。また、洗濯物を干す場所がベランダであれば、洗濯機の近くではなくベランダの近くに収納するのが「動線を考えた使いやすい収納」です。置き場所を見直すことも考えてみましょう。

洗濯ネットの場合は、洗濯機周りにあると便利です。洗濯機側面は磁石が付くので、マグネット付きフックに掛けたり、通気性のよいマグネット付きのかごに入れたりするとよいでしょう。サイズ違いがあれば「大」「小」などラベルを貼って分けて入れましょう。ラベルを貼ることで、必要なサイズの洗濯ネットを探す手間を省けます。

体重計の片付け方
体重計は、基本的に衣類を着用せずに使用するため、洗面所に置くと合理的ですよね。ですが、スペースを取るので、収納場所に困っている方や、収納できず出しっ放しにしてしまっている方を多く見かけます。

その場合、ラックを使って洗濯機横の隙間に立てて収納すれば、スッキリと収まります。また、プラスチックのボックスケースに入れるのも、汚れずきれいに収納できてよいですね。DIYでボックスの底部にキャスターを取り付ければ、出し入れもラクになり一石二鳥です。

なお、最近のマンションには、洗面台の下に体重計専用の引き出し収納やスペースを設けている物件もあります。なかには、ロック機能が付いていて、洗面台の下部から引き出すとそのまま乗って計測できるタイプの体重計もあるようです。住み替えやマンション購入を検討する際は、こうした収納の機能性にも注目したいですね。

消耗品ストックの片付け方
歯磨き粉や洗濯洗剤など、種類が多く形もバラバラなストック品は洗面台に直置きせず、かごに入れて「歯磨き」「洗濯洗剤」「お風呂掃除」といったグループごとに分けて収納しましょう。かごに入れて管理することで、ほかのものが紛れにくくなります。また、かごという枠があることで、量の管理もしやすくなりますよ。

洗面所をきれいに保つ収納ポイント

洗面所は毎日使う場所なので、一度片付けてもまた散らかる、といったことも起こりやすいものです。ここでは、洗面所をきれいに保つためのポイントを紹介します。

子どもでも手伝える工夫をする
子どもがいる場合、脱いだものを入れる場所が分かりにくいと、脱いだままその辺りに置きっぱなし…といったことになりがちです。このような状況を防ぐには、脱いだもの(洗濯もの)を入れる専用かごを用意してみてはいかがでしょうか。

脱いだものを入れる専用かごを置く位置は、子どもの目から腰の高さ(ゴールデンゾーン)を意識することが大切です。子どもが入れやすい高さに設置して、協力してもらいやすい環境を作りましょう。また、洗濯ネットは専用かごと一緒に置いておくと便利です。「使う人が使いやすい収納」を意識することで、きれいな洗面所を保つことにつながります。

使ったついでに掃除をする
洗面台は手洗いや歯磨き、うがいなどを行うたびに水や汚れが付きます。こうした水回りの汚れを放っておくと、水に含まれる成分(水道水に含まれるケイ酸など)で石灰化し、落としにくくなるので注意が必要です。

使った後の汚れやほこりはサッと拭き取れるよう、近くに水回り専用のふきん、ペーパータオルなどを用意しておくとよいでしょう。使ったついでに拭き取ることを習慣にすれば、後で大がかりな掃除をする手間が省けます。

洗面所整理収納の基本的な流れ

洗面所は家族全員が使う共用スペースであり、家族の使うものが集まる場所なので、いろいろなものが混ざらないように「分けて整理する」ことがポイントです。また、湿度がある場所なので湿気対策も考慮しましょう。

収納前の準備
片付けは、ものを出して移動させたり、配置を考えたりと手間がかかる作業です。ちょっとした空き時間に済ませる予定だったのに、「夕食の時間までに終わらなかった」「片付ける前より乱れてしまった」ということでは困りますね。片付けをする前に、まず準備をすることで、その後の作業がスムーズになります。

片付ける際は、ものを出し入れしたり、収納グッズを移動したりするため、動きやすく汚れてもよい服装で取りかかりましょう。整理をするときは「ものを全部出すこと」が基本であり、出したものの仮置きスペースも必要です。大きめのビニールシートや風呂敷などを使い「出したもの置き場」を用意することで、多くのもののなかから必要なものを探し出すのがラクになります。

また、収納スペースを測る採寸用のメジャー、収納用品の中身を書いて貼るラベルシール(「はがせるタイプ」がおすすめ。マスキングテープでも可)とペン、ごみ袋、ぞうきんなど掃除用具まで用意しておくと後片付けもスムーズです。

整理・収納の手順
ものを収納するときは、次のような流れで行いましょう。

[ 1 ] ものを全て出す
片付けたい場所のものを全て出し、シートの上にアイテムごと(タオル、スキンケア用品、洗濯用品、消耗品ストック、収納容器など)にまとめて並べます。

アイテムごとにまとめることで「シャンプーのストックが異常に多い」「ネックレスをなくしたと思っていたが、こんなところにあった」などという発見があるかもしれません。改めて1つ1つのものと向き合うことは、自分の持ち癖や買い癖を知ることができる大切な作業です。

[ 2 ] ものを分別する
次に、それぞれのものを「要」「不要」「迷う」の3種類に分けていきましょう。

●「要」→こちらに分類されたものは収納していきます。動線や使用頻度、利き手や身長なども考慮しましょう。必要なときにすぐ使える、使い終わったらきちんと戻せる「整頓」ができるような仕組み作りが大切です。

●「不要」→自分に合った方法で家から出していきます(譲る、売る、捨てる)。

●「迷う」→一時置き箱を用意し、保留にします。保留の期限(1年くらいが目安)を決め、中身の見直しを忘れずに行いましょう。

片付けられた洗面所
※イメージ写真
洗面所の収納を見直して快適に過ごそう!

洗面所は、手洗いや身支度、洗濯など、日常生活のさまざまなシーンで使用する場所です。そのため、洗面所の整理整頓を行えば、日々の暮らしを快適にすることにつながります。

清潔で快適な洗面所を保つためには、「必要なものを厳選して収納すること」が大切です。ものを増やし過ぎないようにするために、買い物をする際、家にあるものの量を把握して、消耗品のストックを買い過ぎないように注意しましょう。

洗面所は多くのものが集まりやすく、雑然とした状態になってしまうことがありますが、ここで紹介した具体的な事例やアイデアを参考に、洗面所を快適で家族全員が使いやすい空間にしてみてくださいね。

なお、これからの住まいを探している方にとっては、洗面所のデザインがおしゃれな物件や、収納スペースが豊富な物件を選ぶことも日々の暮らしを快適にする1つの方法です。物件をお探しの際には、物件情報が豊富なサイトを選ぶことをおすすめします。長谷工アーベストの新築マンション等住まい検索サイトでは、随時新着物件を掲載しており、収納スペースが豊富な物件も紹介しております。ぜひご活用ください。

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情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

整理収納アドバイザー1級認定講師/&STORAGE代表 1000件を超えるご家庭の整理収納サービスや多数の住宅メーカーで収納監修を手掛ける。(セミナー受講生は6000名を超える)人・モノ・空間を整え『美しく、心地よく暮らしやすい』を提案している。