長谷工の住まい HASEKO URBEST

マンションには、自分のお部屋以外にも、マンションの他の入居者の方と一緒に利用するスペースがあります。家事や育児に役立つ便利なものから、趣味やイベントを楽しめるものまで、マンションの特色によって様々です。

今回は入居者が共同で利用できる、マンションの共用部分についてご紹介していきます。

専有部分と共用部分の違いとは？

マンションには、自分の所有する空間と、みんなで利用する空間の2つがあります。

お住まいになる居住空間を「専有部分」と呼びます。壁や床、天井で囲われた、まさに「お部屋の空間」が専有部分です。

それ以外は「共用部分」と言い、個人のためだけに使うことはできない領域です。例えば、マンションのエントランスやエレベーター、通路などは自分だけのものではなく、みんなで利用するものですよね。

意外なところではバルコニーも共用部分になります。
そのお部屋にお住まいの方だけで使用すること、つまり専用使用は認められていますが、あくまでマンションの共用部分なので、勝手にリフォームもできませんし、有事の際には避難経路にもなっているため、きちんと規約に沿った利用方法をする必要があります。

具体的に専有部分をどのように定義しているかは、それぞれの分譲マンションの管理規約に記載されているので、一度確認をしておくと安心です。

家事の時短につながる、便利な共用設備とは？

「せっかく購入した分譲マンションなのに、自分の専用じゃない部分があるなんて…」と思われるかもしれませんが、共用部分にはマンションの管理会社が管理してくれる、便利な施設もいっぱい！

これから分譲マンションの購入を検討されている方は、どんな共用施設があるのかをチェックしてみましょう。

24時間ゴミ出し可能なゴミ置き場
分譲マンションで満足度の高い設備「24時間ゴミ出し可能なゴミ置き場」。 その名の通り、24時間・365日いつでもゴミを出すことができるスペースです。清掃などは、分譲マンションの管理会社が行ってくれるので、本当に便利です。

ゴミのニオイが気になる夏場はもちろん、年末年始・お盆などの長期休みの時もゴミを出すことができるので、お部屋をキレイに保つことができます。

また、子育てや仕事が忙しい人にとって、決められた時間にゴミを出すのは結構大変ですよね。24時間ゴミ出し可能なマンションであれば、そんな心配も無用というわけです。
※決められたルールを守って利用して下さい。

いつでも荷物が受け取れる、宅配ボックス
家にいない間でも宅配便を受け取ることができる宅配ボックスは、ネットショッピングをする人にとっては欠かせない共用設備の一つです。

ネットで買い物をしても、配達に来た時間に在宅していなかったために、再配達を依頼するのって、大変ですよね。注文したものを「今週末に使いたい！」「明日にはほしい！」と思っても、受け取りのためにずっと家で待っているというわけにもいきませんよね。

そんな時、マンションに宅配ボックスがあると、配達員の人がボックスに入れておいてくれるというわけです。あとは、帰宅して宅配ボックスをチェックするだけで、予定通りに荷物を受け取ることができます。

便利なサービスを用意している分譲マンションも

物件によっては、個性的な共用施設を備えているところもあります。

例えば、マンションの敷地内に売店があったり、エントランスにコンシェルジュが待機していてタクシーなどの手配をお願いできたり、クリーニングの依頼や受け取りをできたり…と、まるでホテルのようなサービスのあるところも。

規模の大きな分譲マンションでは、そのような便利なサービスを用意している物件もあるので、気になる人はチェックしてみるといいでしょう。ただし、求めすぎるとキリがないので、あったら利用しよう！くらいの気持ちで、見ておくといいかもしれません。

施設によっては利用料が発生しますが、これらの共用施設のメンテナンスや運営を行うために、分譲マンションではいわゆる「管理費」を毎月ご負担いただいています。

分譲マンションを購入すると、「管理費」という費用が毎月かかりますが、その管理費を使って共用部分を常に清潔に保ったり、メンテナンスや運営を行っているのです。

家事や子育て、仕事と毎日忙しい方は、ぜひ分譲マンションの便利な施設を活用してみてくださいね。