マンション購入ガイド
マンション購入、エリアはどうやって選ぶといいの?
社宅を出ることになり、マンション購入を検討しています。まずはどこに住むのか、エリアを決めたいと思っているのですが、どのような観点から考えればいいのでしょうか?マンション購入の際のエリアの選び方について教えてください。
ご家族の構成やライフステージ、価値観によって見るポイントが違います。
情報提供:マンション暮らしガイド編集部
マンション購入を考え始めたら、まず最初に悩むのがエリア選び。どんなマンションに住むのかも大切ですが、どんな場所に住むのかはその後の暮らし方にも関わるのでしっかりと考えたいですよね。
ご予算と家賃相場の兼ね合いはもちろんありますが、それに加えてどのようなポイントから購入するマンションのエリア選べばいいのかご紹介します。
こんなに色々!沿線の考え方
物件の近くにどのような鉄道が通っているか。どの駅、どの路線を使用できるか。
働いている方にとっては、沿線状況は重要なポイントですよね。共働きのご家庭なら、どちらも無理なく通勤できる場所を選びたいところです。
沿線を選ぶと一口に言っても、色々なポイントがあります。
・通勤時間はどれくらいまでならいいのか
・どの路線を使えるといいのか
・乗り換えが何回までならいいのか
・座れる方がいいのか
・通勤時間の混雑具合はどうか
などなど、色々なポイントがあります。
[通勤のラクさ優先派]
往復の通勤に時間と労力をできる限りかけたくない。そんな方は、価格が高くても職場に行きやすい場所に住みたいかもしれませんね。
[混雑具合が気になる派]
通勤時間が短く乗り換えがラクでも、通勤ラッシュがとんでもなく混んでいるなんてことも。混雑具合を考えて、少し違う路線を検討するという手もあります。
[座って通勤したい派]
座って通勤できるチャンスが多いのが始発駅。朝は座って通勤したいなら、電車に乗っている時間が多少長くても、始発駅を選ぶという方も。
その他、通勤だけでなくお子さまの通学や休日の予定、終電の時間など、それぞれのご家庭のライフスタイルを考慮して、様々な角度から検討してみましょう。
とは言え、条件を出しすぎると予算内のマンションが見つからなくなることもあるので、まずは範囲を絞りすぎずに、広く考えることが大切です!
駅までの距離は柔軟に考えよう
電車に乗るためには駅まで行かなければなりません。毎日電車に乗る人にとって、駅からマンションまでの距離も大切ですよね。
とは言え、駅からの距離が近ければ近いほど、物件価格は高くなる傾向があります。
5分~10分多めに歩くことで、ご予算と条件に合う物件がグッと増えることも。まずは広い範囲で検討してみた方が探しやすいですよ。
生活に必要な施設は?
交通の利便性以外でチェックしたいのが、その地域の特色や施設など。
生活に必要な施設が物件の周りにあるのか、周辺情報を見てみましょう。
・スーパー
・コンビニ
・保育所、幼稚園
・学校
・病院
・銀行
・公園
全部そろっているところだけで探していると範囲が狭くなってしまうので、まずは「これだけは必須」というものを選べるといいですね。
理想の子育て環境は?
特にお子さまがいるご家庭で気になるのが周辺環境ではないでしょうか。
地域によって子育て環境や教育環境が異なることが多く、自治体によって政策に違いがある場合も。
お子さまが小・中・高校生なら、塾や習い事へ行きやすいと安心ですし、近くに遊びに行ける公園や施設があるとうれしいですよね。
お子さまがまだ小さい場合や、まだいないけれど将来的に予定している場合でも、将来のことを想定しながら選びましょう。
また、ご実家の近くや、馴染みのある地域で暮らしたいという方も。ご両親やお友だちに会いに行きやすい場所から選ぶという方法もあります。
お子さまのいるご家庭やDINKS家庭、住み替えを検討しているシニア世代など、家族の形やライフステージによって、希望の環境は違ってきます。ご自身の生活動線を元に、1日や1週間の流れを考えてみるといいですね。
エリアが決まればマンションを検索してみよう!
このように、だいたいの大まかな候補エリアが絞れてきたら、マンションのポータルサイトなどで条件を入れて検索してみましょう。
この際、範囲を狭めすぎるとなかなかいいマンションにヒットしない可能性があります。範囲は広めに、前後の駅や近隣のエリアを含めて見るようにすると、より探しやすくなりますよ。
気に入ったエリアで、素敵なマンションライフを始められるといいですね!
情報提供:マンション暮らしガイド編集部
マンション暮らしガイドの編集部から、マンション情報をお届けします。